先日ニッタオルで使用する毛糸を買いに、新宿のオカダヤまで出かけたときに初めて見かけた毛糸DMCさんの「TEDDY」を一緒に購入しました。
肌触りがすごくよくて、あみぐるみにしたら面白い感じになるのでは?!と、早速編んでみました。
ちょうどその後家に届いたフェリシモのクチュリエ本にも、新キットとしてこの毛糸が使われたあみぐるみが掲載されていたので、人気の毛糸なんだろうなと思いました。
毛糸 TEDDY(DMC社)の基本情報
以下公式HPより
ナイロン 100%
ゲージ 5.5mm針
10cm x 10cm
16目26段棒針 5.5mm (11~12号)
かぎ針 5.5mm (9/0号)
初めてのファーヤーンに苦戦
編み物歴は20年を超えますが、このTEDDYのようなファーヤーンや、もこもこした毛糸やファンシーヤーンと呼ばれるような特徴のある毛糸はあまり使ったことがありませんでした。
(撚りの少ないロービングや少しネップが入った毛糸は使ったことあります)
このTEDDYはとにかくなめらかで肌触りがとても良いのが特徴です。
せっかくピンク系の糸を購入したので私の好きなうさぎを編んでみようと、こちらの記事でも紹介したオリジナルのうさぎの編み図を参考に編んでみました。
まず最初に苦戦したのが、作り目の最初の「わ」の部分。
一体どの糸を引っ張ればよいのかわかりづらかったです。
そして何より角度によっては目の頭が全然わからないことに苦戦しました!!
時おり前の段の目の頭が(奇跡的に)はっきりわかることもあるのですが、たいていわかりません。
少し見る角度を変えて、奥側から見てみようとするとほんの少しわかることもありました。
それでもわからないときは、もう感覚で編んでいました(苦笑)。
普段通常の毛糸のあみぐるみを制作するときは、あまり段数リングや目数リングは使わないのですが、今回は1段1段数えながら編むのに使用しました。
頭を編み終えてみると、なんとも不思議でかわいいファーのある丸い玉が完成しました。
しかし、胴体や耳など編んで、仮止めしてみるとなんだか思っていたのと違う。
伝わる人には伝わると思うのですが、まるでミミッキュのようなすがたになってしまうのです…。
うさぎを編んでいましたが、垂れ耳にすればよいのかもしれませんが、いつもの目数だと耳も立たずにくにゃっとなってしまいました。
ほどいてくまさんポーチに
なんとも私の技量では、かわいいあみぐるみになる気配がしなかったので解きました。
そして、以前コットン糸で制作したくまさん型ポーチに変更し、編み直しました。
こちらは足から頭へ向けて編んで、後ろ側は編まない部分を作りあとからファスナーを縫い付けています。
ファーの部分がすこしファスナーに巻き込まれる心配がありますが、そこはなんとかうまく使えばいいのかなと。
結局とても肌触りの良いポーチが完成しました。
学んだこと
当たり前のことだとは思いますが、同じ編み図を使っても毛糸の太さや種類・材質によってまったく変わってしまうことがわかりました。
とても勉強になりました。
結局解いて違うものにしてしまいましたが、うさぎはうさぎでも、雪うさぎのようなうさぎにしたり、垂れ耳にすることによって可愛らしいあみぐるみができることは間違いありません。
そして初めて使用する毛糸は、練習が必要かもしれません。